修理先でお古なiMac を無料ゲット、ところが不具合あり状態でした!!

とあるお得意さまでちょっとした修理に伺った時に社長より、「古いMacあるけどいりませんか」と言われました。なんでも去年まではメールやらデザインソフトをちまちま使っていたけど、遅いのとブラウザも古くて開けないぺージが出るし、さらに電源を入れても3回に1回くらいじゃないと起動しなくなったそうな。なのでほぼ放置状態だったそうです。

えっいいんですか?と聞くともう使わないしじゃまだからすぐ持って行ってほしい、でも付属品などはなにもないですとのことです。もちろん喜んで持って帰りました!?

↓ いただいた、iMac 2006年ころの20インチ OS X 10.4.11のTigerモデルです。

スペックは、PowerPC G5、メモリ1.5GB、HD 250GB という当時はシリーズの上位タイプですかね。
んで、持ち帰ってから起動すべく背面スイッチを入れると白画面になってからしばらくしてそのままで起動しません。

全くダメなので一旦長押しで落としてから今度は電源を入れてすぐshiftキーを押し続けてセーフモードにするとなんとか起動しました。しかし動作はまったりとしていて遅いです。みるとデスクトップにはまだオーナーのデータがいろいろいっぱいです。念のためオーナーに連絡するともうすべて消していいですとのこと。
しばらく確認してから一度電源を落として、次の日に電源を入れるとまたまた白画面が続いてやはりまったく起動しません。再度セーフモードからディスクユーティリティで確認すると「このドライブに致命的なハードウェアエラーがある」となっています。うーむ、なるほどディスクの寿命が近いということですな。

まあとにかく前オーナーのデータを削除します。画像やらグラフィックデータやらで5GB近くいろいろありました。

さて直すとするとこいつはSATAのハードディスクで、このころのパーツは特にアップル指定でもないので交換すれば治るはずです。昔はMacを使っていたけれどMac OSは9.2.1までは持っていますが、OS X以降はシステムディスクも持ってないし、新規に入れるならヤフオクあたりで見つけるしかないかな。

わたしのMac歴はLC575 から始まってPerforma5270、Power Macintosh 6300、 8500 、初代iMac ボンダイブルー、iMac グラファイト、ポリタンクのG3、クラムシェルタイプのiBook、iBook G4までで、その後はできることがWindowsでも変わらなくなったのですべて処分してしまいました。
出先で多少Macをいじることはあっても自分で組み立てられる自作PCが面白く現在に至っております。

さて、これを直すにはクローンソフトでまるごとコピーすればいいらしいが、このOSに対応しているソフトが見つかりません。EaseUSのMac版もCarbon Copyもダウンロードしてみたけど、Lionあたりからで使えませんでした。

しゃーないからシステムディスクを手に入れてハードディスクを交換して新規インストールすることにしました。
調べるとこの機種は OS X 10.5.8 Leopardまで入るとのことなので、ヤフオクで探すと2000円くらいから結構見つかりました。その中から評価のいい方から落札してゲットしました。

さてこの後は外科手術でハードディスクを交換してLeopardを入れるけどもう次回にします。
いやしかしこんなの趣味で直しても一体どう使うのか…!?

追記
ところがいろいろいじったせいか、その後は3日ほど一発ですんなり起動するようになりました。
でもまあハードディスクがおかしいことには変わりはないし、そのうち起動不可になりますね。

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パソコン訪問修理とパソコン訪問教室講師やってます.. * Takamaru *
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