富士通の名機 LOOX T50E を引き取りました、いまどきなにかのOSで使えるだろうか…
いつも修理で使っているルーペメガネの柄が取れてしまい使えなくなったので、買ったお店の近所のドンキに行ったところもう見当たらなくなっておりました。サングラスとかがある売り場でも今はないとのことです。うーん、残念です。
と思ったら、つい最近100均のダイソーにいったらこんなの見っけました!
↓ 拡大ルーペメガネ1.8倍、しかもブルーライトカット!
倍率は1.3と1.6と1.8と2.0倍があり、価格は110円でした。2.0倍を買おうと思ったらその店は在庫切れでしたので1.8倍を買ってきました。○ズキルーペだと1万円以上で、ドンキルーペもたしか2000円くらいだったから、100均ならば気軽に使えるしこれで修理作業もはかどりますわ!!
さあて、今回は某個人事業者の方のご自宅パソコンの設定で伺ったときに、「古いパソコンがあるのだけど処分してくれますか」とのことで出されたものがこちらであります。
↓ 富士通 LOOX T50E です。
これは2003年頃発売のモバイルタイプのノートパソコンであります。
FMV LOOXというのは富士通の超小型パソコンシリーズで、現在でもモバイルに特化したモデルが発売されているミニパソコンであります。当然価格もお高くて15万辺りから20万以上という高価格モデルでありますよ。
↓ 大きさはこれくらい、左はiPhone 7です。
さて、今回のLOOX T50E モデルのスペックは、
超低電圧版モバイル インテル Celeronプロセッサ800AMHz
メモリ容量 256MB
ストレージ 40GB
画面サイズ 10.6型ワイド
ドライブ CD-RW/DVD-ROM[着脱式]
OS Windows XP
サイズ : ヨコ26 x タテ20 x 厚さ3.5cm
というものであります。
当時の価格もお高くて18万から23万くらいでした。
これはオーナーが外出時に主にエクセルを使っていたそうで、4年前くらいまで現役だったそうです。
外観は特に傷もなくキーボードもきれいで丁寧に使われていたようですな。本体はモバイルタイプと行ってもかなり厚さがありますが、これでも当時としては普通だったんじゃないかな。
起動してみると現在でも問題なくXPが起動しました。エクセルを起動してみると2003バージョンでした。
バッテリーもいまだ1時間は使えました。
↓ 貼ってあったスペック。
そして、いまこれを使おうとするとLinuxかChromeOS Flexくらいになりますな。
幸い古いけど無線LANは内蔵しているのでなんとか使えるだろう。
早速インストールを試してみることにしました。最初にChromeOS を入れようと思ったら起動メニューにUSBがありません。つ~ことで仕方なく軽量なLinuxを入れてみます。
しかしこのパソコンはいまだ32ビット対応のCPUなのとメモリが256MBでちと足りません。
好みのLinux Mintを入れるにしてもメモリは最低1GBは必要です。うーむこのままじゃだめかぁ。
ということでスペックで引っかかってしまいましたので、このLOOXくんは廃棄のリサイクル行きとあっさり決定しました。
※追記
でもそのまま廃棄では忍びないので、現在32ビットで256MBメモリで動くLinuxを捜索中でやんす…、しばしお待ちを。
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パソコン訪問修理とパソコン訪問教室講師やってます.. * Takamaru *
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