こんどはantix Linux 32bitバージョンをXP時代の富士通 LOOX T50Eにインストールしてみた
このブログで人気のある記事ページは、何と言ってもハードオフジャンクのカテゴリであります。
ハードオフで適当なあぶないジャンク品を買ってさあ動くのかいなという内容がウケるらしいですな。そのへんはYouTubeでのパソコン関連でも人気のあるジャンルですよね。
そんで一番人気のないのがLinuxカテゴリーです、そりゃこんなニッチな記事はパソコンオタク系じゃなきゃ読まないですな。
といいつつ今回もLinuxネタでしかも2回連続であります!(ああっ、みなさまページ閉じないで…)
さて今回のネタなんですが、2ヶ月位前に入れられるLinux OSが見当たらなくて、あっさりと諦めてリサイクル行き候補にしちゃった32bitパソコンの富士通 LOOX T50EのLinux再挑戦の記事であります。
↓ かなりコンパクトサイズなLOOX T50E、元OSはXPです。
一度挫折した後になんとかしようと思って最近のLinux記事をいろいろ探っているうちに、XP時代の低スペックパソコンでも使える32ビットLinuxがあるよという先輩諸氏のブログページが見つかりました。
そこの情報には32ビットパソコン用には MX LinuxやKona LinuxとかSparky Linuxなどがあるらしいです。なのでそのへんを色々探ってから今回はantix Linuxを選んでみました。
こいつはギリシャの方が開発されている Debianベースでの軽量な Linuxディストリビューションであります。
まずは本家の https://www.antixlinux.com のページへ行って、ダウンロードページから32ビット版を探します。ややわかりにくいが 「ダウンロード」のページで日本のriken jpから antiX-21net 386-full.isoを見つけてファイルをダウンロードします。
↓ このページまで行って見つけました。最新バージョンは21となっていました。
その最新バージョンのantiX-21 386-full.isoファイルをダウンロードしてDVDディスクに書き込んでからLOOX T50EのDVDドライブから立ち上げます。とくに引っかかることもなく1時間位かけてようやく完了しました。しかしインストールはできたものの動作がかなり重いです。ブラウザはなんとか開くもののクリックしてから10秒くらいかかります。さらに不具合ではないがタッチパットが動きませんのでUSBマウスを差し込んで使います。
遅い原因は元のXPのときからちょっと引っかかる感じだったので、こりゃハードディスクがヘタっているみたいです。しかしIDE2.5インチハードディスクの在庫なんぞまだあったっけ?手持ちパーツをいろいろ探してみたけどIEDの2.5インチディスクはもう1個もありませんでした。
そしてもしかしてメモリ不足かもしれないのでやるかどうかわからんがメモリの確認をしてみます。
ひとまず裏蓋を開けてみます。しかしハードディスクと無線LANのカードしか見当たらずで、つーことはメモリはキーボードのうらでしょうな。
↓ 裏のカバーを開けてもハードディスクとWi-Fiカードが見えるだけ。
どこかにキーボードを外せるねじがあるので探すと、バッテリの裏に矢印付きのネジが3本ありました。それをすべて外してからキーボードをいじってみてもなんだかすんなり剥がれませんな。
色々いじっているとキーボードとヒンジ部分のスキマのバーがポロッと取れてあっさりキーボードがめくれました。
するとキーボードの裏側にメモリスロットがみえて入っているメモリの種類が判明しました。
↓ 見つかったメモリ、しかし1スロットしかありません。
↓ PC2100 DDR-266 の256MBでした。
1スロットなので増設するとなると入れ替えで512MBにしなければなりませんが、手持ちには512MBはなくAmazonには探すとまだ売ってるみたいですな。
しかしこのノートパソコンにこれ以上予算をかけるのは嫌なので、今回は32bitのLinuxがなんとか入ったよと言うレポートで許してくださいませ。
↓ なんとかインストールできたantix Linuxです。
そんでいつかメモリ1GB以上のXPあたりのパソコンが入手できたらもう一度試してみることにします。
どうせ古いパソコン引き取ってという顧客があると思いますので。
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パソコン訪問修理とパソコン訪問教室講師やってます.. * Takamaru *
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