Windows 7デスクトップパソコンの処分依頼品を Windows 10へアップグレードしてみたが…
いやあ今年の冬はホント毎日寒いですねぇ、いまは2022年の2月上旬あたりですが昨年と比べてもホント寒いみたいです。
そしてことしはガソリン価格が高くて当然灯油の価格も高いので、石油ストーブ派の我が家も暖房費用がかかって家計に響いておりますよ。うーん、不景気とオイル価格の高騰でこりゃ私の小遣いもかなり寒いのであります!?
さて、そんななかお得意様の某個人事務所さんのパソコン入れ替え作業の仕事があり、2台ほど処分パソコンを引き取ってきました。
処分と言ってもパーツの使用もふくめ直して動くのなら使っていいとの許可を頂いております。
そんで1台は全く起動しないXPのノートパソコンでしたので、流石に古いのでリサイクル行きとして廃棄します。
もう一台はWindows 7のBTOらしいデスクトップ機で、起動はするものの動かしていると変な音がするそうです。
まずはモニタに繋いで動作の確認です。電源を入れてしばらくは Windows 7が普通に起動して特に問題は無いようでしたが、10分ほど立つと内部からグワグワとどこかのファンあたりから異音がします。
耳を近づけて確認すると電源のファンからかなりの音がしています。それ以外はとくに問題ないようでネットなどの表示動作もまあ普通に動きます。
なので、うるさい電源を手持ちの500Wのものに交換します。ちなみにCPUは2世代目のi7でメモリは8GBあるのでそこそこ快適です。ハードディスクは500GBのが入っています。もちろんユーザーデータはすべて削除してあります。
↓ どこのBTOのケースかわからん?
↓ 内部はこんな感じ、ビデオカードはありません。
さあこれはどうするか、まあ現在Windows 7なので当然 Windows 10が入るか試してみることにします。
そのまま最近のバージョンの20H2を上書きで入れてみましたが「できませんでした」とかで失敗します。
↓ 失敗時のメッセージ。 0x8007001F – 0x20006 エラーでした。
うーむ、なので試しに上書きではなく新しいハードディスクに換えてやってみると何事もなくWin 10が入りました。
このへんはいろんなソフトを入れていると新しめのWin 10バージョンだとはねられることがあります。古いバージョンのisoイメージがあるのでそれを試してみます。
そして念の為に古いソフトやらを削除してから、ディスクチェックも行っておきます。
さらにレジストリクリーナーで不整合なそのへんも修正しておきます。
↓ ディスクに焼いてあるのはこの辺のバージョン。ENTERとは試用バージョンのときのもの。
そして保存してあるWindows 10のisoはというと、
1703
1709
1803
がありました。
なのでまずはディスクに焼いてある1809からやってみました。
isoを焼いてあるDVDディスクをいれて内部データとアプリを残してアップグレードしてみます。
そのまま進めると「互換性がありません」も出ずにインストールが進みます。
再起動なってWin 10マークが出たのでどうやら引っかからずにうまく行った様子です。
↓ Win 10で起動したよ!!(すんません反射モニターが光りまくり…)
そしてこのあとはどっさりとアップデートが続きます。
現在は2021年10月の21H2が最新バージョンだから、1809だと2018年4月の6つ前のもので、現在はMS様サポート切れなバージョンです。
なので2日ほどアップデートを入れまくります。そしてようやくバージョンが21H2になりました。これでOSは最新だし動作は問題はありません。
改めてスペックはというと、
どこかのBTOミニデスクトップタイプ
CPU : i7-3400
メモリ : DDR3-12800 8GB
ハードディスク : WD 500GB
DVDマルチドライブ
元OS : Windows 7 Home
というものです。
ビデオカードはないがまあ動作は遅くもなく普通であります。そして内部のホコリをはらってやや剥げている外装を黒ラッカーで補修します。
これで現状のパーツでの整備完了ですが、あとはSSDに換えたりビデオカード追加したりできるが、当面はこのままで貸し出し用機器としておいておきます。
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パソコン訪問修理とパソコン訪問教室講師やってます.. * Takamaru *
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