Windows11にはアップグレードできない(たぶん!?)ノートパソコンASUS k53TをLinux Mint でリメイクしましまた!?
いよいよ今年末にはWindows 11が発売されるとかで、そうなるとスペック的に現状Win10で動いているパソコンでも使えねえよとなり、かなりの数のパソコンが切り捨てられるようですな。
我が事務所(普通の戸建ての2階小部屋ですけど)にもいろいろ機材と古パソコンがあります。
そんなのがたまるたびにリサイクル行きで廃棄していますが、まだ使えそうなものはなんとなくすぐ捨てられなくて、いろいろと在庫コーナーに積み重なっております。
そんななかに2年前くらいまで外出時でメインで活躍していたノートパソコンが寂しそうに佇んでおります!?
そいつはもとは顧客のところで不具合有りで引き取ったWin7ノートパソコンの ASUS K53Tで、修理して Win10にして外出用として使っていました。
色々持ち運んでいるうちに外装が割れてホットガンとビニールテープで応急処置をしてなんとか使っていました。
そして毎回リサイクルするヤツを選んでいるときにも、もしかしてまだ使えるかもと廃棄候補から外れておりました。
↓ ASUS K53T 15.6インチタイプ、やや薄いボディ。
↓ この辺がばりばりになってかなりテキトーな応急処置のまま!
さて今回こいつは寝室用のウェブ観賞パソコンとして任命することにしたので、もう Windows11では使えなくなるのならと考えてLinux機とすることにしました。まあ古いWindows機でおきまりのコースではありますけどね。
XPあたりのだとさすがに遅くてLinuxでもろくに使えなくなります。
このASUS K53Tのもとのスペックは、
AMD-A6-3400(4コア)
DDR3-6GB(2+4GB)
HD 640GB
Windows 7
まあこいつはSSDにも替えてないのにWin10でかなりサクサク動いていたので、Linuxならば同然余裕ですな。外装割れ以外は動作も問題なくバッテリーもいまだ2時間半は持ちます。
そして導入するのは Linux Mint 20.1 cinnamonです。Mintの中でもデスクトップデザインが好みでもちろん軽い動作のエディションです。
まあいまどきはウェブ関連の作業ならばLinux系OSでもWindowsと同じ位使えます。
引っかかるあたりはアドビ系ソフトとMSオフィス関連くらいですかね。
Linuxでインストールするとオフィス互換ソフトも入りますが、今回の用途ではそこまで使わないしせいぜいVCLプレーヤーで映画を観るくらいかな。
Linux OSはサブのマシンに入れて使ったり、一時期はバックアップ用ファイルサーバーとして使っていたこともあったけど、現在は常時動かしているLinuxはありません。
かなり古いノートパソコンにMintとLubuntuを入れたけど、やはり使えなくて放置してあるくらいでした。
さて、ひさびさにLinux MintサイトからCinnamon 20.1(64-bit)をダウンロードしてインストールディスクを作ります。
↓ ダウンロードサイト
isoからDVDディスクに焼いてからインストールします。
もうASUS K53TではWin10としては使わないので、入れてあるハードディスク内を削除してからLinux Mintを入れます。
インストールしたら昨今は各種ソフトも一緒に入るので、後入れるのは「ソフトウェアの管理」から入れられないグーグルクロームを追加します。グーグルサイトからLinux用インストーラーをダウンロードしてそのまま入れられます。
↓ インストール完了後です。
左の蝶番の部分が破れているので今後はモニターを閉じないで寝室に常備しておきます。
↓ こんな感じで置いてます、寝そべってウェブ鑑賞します。
あとはLinuxはセキュリティ設定がガッチリ入っているので、ログインとスクリーンセイバー後のうっとおしいパスロックを外しておきます。そして使用感はもちろんウェブ鑑賞だけなので快適に動いています。
ということでよくあるWindowsからLinuxへのリノベーションのご案内でありました。
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パソコン訪問修理とパソコン訪問教室講師やってます.. * Takamaru *
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